家計の節約法>故人の葬儀をするともらえる埋葬費用などの知識

会社員の人が、仕事中、あるいは通勤途中になくなた時は、労災保
険によって、葬祭に関する助成金がもらえます。

葬祭料というもので、受け取れるのは、葬儀を執行した遺族で、遺
族が葬儀を行わない場合は、葬儀を行った人です。
金額は315000＋給付基礎日額×30日分です。給付基礎日額とは、直
前の３ヶ月間に支給された賃金の総額を、その期間の暦日数で割っ
たものです。
総額が、給付基礎日額の60日分に満たないときは、給付基礎日額の
60日分が支払われます。
自営業者の人は、この制度はありませんが、市区町村による葬祭費
がもらえます。
金額は、市区町村によってばらつきがあり、３〜１０万ぐらいです。

サラリーマンの人が亡くなった場合に、身寄りがないなどの理由で
第三者が葬儀を行ったときにもらえるのが埋葬費です。第三者とは、
友人知人などで、葬儀を実行した人です。
もらえるのは埋葬代、霊柩車代、火葬代、お寺へのお布施などの実
費で、故人の１ヶ月の給与を限度として支払われます。